「雛人形はすぐに収納しなければお嫁に行き遅れる」なんて聞いたことがあるのは一度や二度ではないと思います。
出すのも収納もひと苦労ですよね。
しかも長年使っていると雛人形を入れていたダンボールがボロボロになってきてしまいますよね。
そうでなくても大きなダンボールでの収納は面倒で、プラスチックにしたい!なんて方も多いのではないでしょうか?
しかしプラスチックで雛人形を収納することはあまりおすすめされていないようです。
安価ですぐに手に入るのでなんとかプラスチックで収納できないものかと調べてみたら、
しっかり管理すればプラスチックケースでも大丈夫そうでしたよ。
おすすめの収納ケースもまとめたので比較してみて下さいね!
今回は「雛人形の収納・プラスチックケースがダメな理由3つ!おすすめも」と題して詳しくまとめていきます。
内容はこちら
・雛人形の収納・プラスチックケースがダメな理由3つ!
・雛人形をプラスチックケースで収納する時は
・雛人形の収納ケースおすすめ
雛人形の収納・プラスチックケースがダメな理由3つ!
雛人形を収納する時にプラスチックケースにすると、大変なことになってしまう恐れがあるそうです。
理由
①カビが生える
②シミができる
③虫が湧く
これらの理由はプラスチックケースはダンボールと違って通気性が悪いからだそうです。
確かにプラスチックケースは密閉度が高く、隙間がないですいよね。
通気性が悪いということは湿気が溜まりやすいということです。
カビは湿気を好むので、こういった場所のはカビが発生しやすいのです。
万が一カビが発生しても少量ならなんとか元に戻せるようなので、そこまで心配しなくてもいいかもしれませんがリスクはあるということですね。
カビが発生してしまった時は
保管状態が良くないと2年でカビが生えてしまった事例もあるようです。
大ショック!雛人形の着物にかびが生えてた。髪にも少し😱😱😱😱去年出さなかったからだーーーー! pic.twitter.com/OBrFYmvN1V
— 桃太郎 (@wasureta317) February 19, 2021
少量なら天日干しをしてカラカラに乾かします。
その後綿棒などで少しずつ拭き取る方法もあるようですが、雛人形のお顔は手書きのため消えてしまう恐れもあるそうです。
また大量の時は購入店で相談すると生地の張替えやクリーニングをしてくれるそうですよ。
これが一番安心かもしれません。
逆に上手に保管していれば30年以上しまっておいてもカビが生えなかった事例もありましたよ。
実家からやってきた雛人形出した
30年以上屋根裏にいたからカビてるかと思ったけど大丈夫だった配置は適当だけど心なしか嬉しそうです。娘も喜んでた pic.twitter.com/VuARz91r65
— なーち (@naachi7300) February 20, 2021
雛人形をプラスチックケースで収納するコツ
では雛人形をプラスチックケースで保管する時に注意することをまとめてみました。
収納する時の注意点
気をつけることは以下の3つです。
①人形用の調湿剤を入れる
②人形用の防虫剤を入れる
③適宜空気を通す
調質材はいろいろありますが人形用のわらべが有名ですね!
収納する時に自分は「あ!買い忘れたー!」となるので早めの準備をおすすめします。
また同時に人形用の防虫剤も入れるようにしましょう。
最後に適宜空気を通すのがいいようですよ。
こうすることでプラスチックケースでも上手に保管できるようなので、どうしてもプラスチックケースで保管しなければいけない時は参考にしてみて下さいね。
収納前の注意点
収納前にも注意が必要です。
・収納する日はカラッと晴れている日
・手袋をはめて雛人形を扱う
・ホコリを取り除いてから収納する
・雛人形を包む
雨の日に収納すると湿気も一緒にしまってしまうので気をつけましょう。
また雛人形を扱う時に素手で触ってしまうと、皮脂でカビや変形してしまうこともあるようですよ。
ホコリも大敵です。
収納する前にはしっかりはたきで払い、人形は柔らかい布などで包むようにしましょう。
雛人形の収納ケースおすすめ
プラスチックケースで保管もきちんとやればいいようですが、もっとおすすめできる収納ケースがないか調べてみました。
やはり一番おすすめできるものは桐でできている収納ケースだそうですよ。
桐は虫がつきにくく、腐りにくい性質があります。
また湿度の調整もしてくれるそうで、桐のケースは中身の湿度を一定に保つことができる優れものです。
虫がつきにくく、腐りにくい
桐材には昆虫を寄せ付けないパウロニン、セサミンなどが多く含まれています。また防腐力が大きいタンニンも多く含まれており、きわめて腐りにくい材です。湿度を一定に保つ
乾燥した桐材は狂いが少ないため、隙間なく機密性の高い箪笥を造ることができます。また外気の湿度変化に応じて膨張・収縮し、引出し内の湿度を一定に保ってくれます。引用元:https://www.murauchi.net/home.html
桐でできたタンスは昔から使われていますが、こんなに優れた能力の持ち主だとは知りませんでした!
まとめ
今回は「雛人形の収納・プラスチックケースがダメな理由3つ!おすすめも」についてまとめました。
雛人形をプラスチックケースで収納することは、きちんとポイントを押さえれば大丈夫なようですね!
しかしできれば桐のケースで収納するのがよさそうです。
ぜひ参考にしてみて下さいね!