富士山女子駅伝2021がいよいよ初まりますね!
日にちは2021年12月31日10:00〜となっています。
そこで気になるのは昨年優勝した名城大学の監督の経歴やプロフィールではないでしょうか?
名城大学の監督は米田勝朗さんと言って、選手の育て方が近代的でとってもカッコイイですよ!
今回は米田勝朗監督についてまとめていきたいと思います。
内容はこちら
・米田監督の経歴
・米田監督のプロフィール
・米田監督の選手育成方法がカッコイイ!
米田監督の経歴
・高校陸上部
・大学途中でマネージャーに転身
・在学中に駅伝コーチ
・名城大学で女子駅伝部設立し、優勝に導く
米田監督は小中学校時代は剣道をやっていました。
高校時代からはじめた陸上は短中距離で、県内ではトップクラスだったようですが全国レベルで戦えるほどの実力はありませんでした。
大学は教員になりたく日本体育大学に進学し、陸上を続けたが部員が700人もいて競技者としては無理だったそうでマネージャーに転身したそうです。
そして大学3・4年生のときに競技全体の仕切り役となり、組織のまとめ方を学び、大学院のときにはコーチとして長距離・箱根駅伝の強化に携わりシードを取ることまでできました。
そこから名城大学で「日本一の駅伝部を作って欲しい」と誘われ、部員2人から始めたそうです。
1999年には全日本大学女子駅伝対抗選手権大会では初出場5位の大記録を出しました。
赴任から5年のことです。
2005年ついに同大会で初優勝!
ここで指導法をガラッと変え、同大会で7位まで順位を落としましたがその後12年ぶりに優勝を勝ち取りました。
米田監督のプロフィール
米田勝朗(よねだかつろう)監督
大学女子駅伝2冠 名城大の強さの秘密は「骨の健康」にある!!
~米田勝朗監督に聞く女子長距離選手のためのコンディショニング~https://t.co/9AL3qvpkg9(『月刊陸上競技』2019年4月号誌面転載記事/PR) pic.twitter.com/590jvb3w66
— 月刊陸上競技/月陸Online (@Getsuriku) March 16, 2019
生まれ:1968年
年齢:53歳の年か?(2021年12月現在)
出身:宮崎県高千穂町
小中学校:剣道
高校:高千穂高等学校・陸上部
大学:日本体育大学体育学部体育学科・陸上部
大学院:日本体育大学大学院体育学研究科修士課程
就職:1995年に名城大学助手として赴任
講義:生涯体育・生涯スポーツと実践(マリン)・生涯スポーツと実践(ゴルフ)・生涯スポーツと実践(スキー)・健康スポーツと実践
研究分野:体育科教育学・運動方法学(陸上競技)
米田監督の選手の育成方法がカッコイイ!
はじめは体重の管理などを徹底した指導をしていましたが、2005年の初優勝を機会に指導法をガラッと変えました。
理由は体を絞りすぎることによる栄養失調が多く、月経が来ない・故障が続いてその後が伸びない・・・ということです。
「選手の自主性を重視する方針」
・部員同士がお互い厳しく言い合える仲
・自己管理ができる
・食事についてよく考える
・駅伝に対して取り組む姿勢を自分自身で育む
・自分で考える事ができる
目指すのは結果ではなく中身と言っています。
4年生が下級生がのびのび走ることができるチーム作りをした事を高く評価したり、正選手でない選手には「駅伝部での4年間は将来必ず自分の財産になるから自分と向き合って4年間やり通して欲しい」と伝えているようです。
言っていることも指導の仕方もすごくカッコイイなぁと思いました。
こんな監督に出会った選手たちは一生にかけて、たくましく生きていく自信につながりそうです。
まとめ
今回は名城大学の女子駅伝部コーチ・米田監督についてまとめました。
米田監督は自信の記録こそありませんが選手育成にはかなり腕のある監督でした。
これは大学時代に陸上部マネージャー・箱根駅伝コーチを経験したときに培ったようですね。
部員2人から始めた名城大学駅伝部は数年で優勝するまでに成長し、今では全国からトップレベル選手が集まるようになっています。
今は選手たちの自主性を大切にする方針に転換され指導方法がとてもカッコイイ!!と思いました。
影には名古屋学芸大学の管理栄養学部の学生が毎日栄養のある食事を作りに来てくれているサポートもあるようです!
富士山女子駅伝も名城大学がどんな走りを見せてくれるか楽しみですね!!