家庭でもクレヨンや色鉛筆等を使って遊ぶことがたくさんあると思います。
ただ、完成したらいつのまにかゴミ箱行き…そんなぬりえやお絵かきはたくさんあるのではないでしょうか?
せっかくですから完成したぬりえやお絵かきでもっともっと遊び込めるといいですね。
どんなふうに遊ぶのか?よかったらアイディアを見ていって下さい。
ぬりえがおすすめの理由
ぬりえはイライラや不安などのストレスを和らげる効果があるそう。
またグッと入り込んで取り組むことができるので集中力も付きますし、
指先や脇、肘の運動にもなりますね。
指先は第二の脳と言われるほど重要な働きをしてくれます。
クレヨンや色鉛筆を持って力を入れ、コントロールしながら描いていくのは指先にとってかなりいい運動だと言えます。
乳児であるとまだまだ小さくてできない…とお思いになるかもしれませんが、園では1歳からクレヨンを持っています。
実際私の子どもたち4人とも小さい頃からぬりえやお絵かきを楽しんでいますが、上のお姉ちゃんたちはみんな机に向かって作業するのが大好きで、長時間集中しています。
勉強は大好き!というわけでは無いですが、特に何も付き合わなくてもテストは高得点なので机に向かう習慣も付いていたのかな?と思っています。
2歳の末っ子はまだなぐり描きやテンテン描きになりますが、それも腕や指先をよく使わなければできないので余裕があればみなさんも挑戦してみて下さい。
小さなお子さんの場合、細い色鉛筆だと握るのが難しいので、太めのクレヨンが使いやすいです。家になければわざわざ購入するのももったいないので、3本くらいのクレヨンを輪ゴムでまとめて書くのがおすすめですよ。
最後になりましたが、ぬりえは様々な色を使うので色彩感覚も養われて、自分で絵を書く際にも役立ってきますね。
こんないい事づくしのぬりえ、実は無料サイトでダウンロードもできるので、私はそれを有効活用しています。
ぬりえやお絵かき後の遊び
・魚釣り
〈材料〉
割り箸(ストロー)
磁石
紐
セロテープ
ゼムクリップ
あれば空き箱(またはバケツ)
(※2歳2ヶ月末っ子の作品です)
1、釣り竿を作ります。
割り箸の先に紐をつけ、その紐の先には磁石を付けます。
テープで止めると壊れにくいです。
これで釣り竿は完成。
2、塗ったものを丁度いい大きさに切っていきます。
できる子は自分で切ると、指先の運動につながりますね。
3、切ったものにはゼムクリップを付けていきましょう。
4、何個か出来上がったら、魚釣りを楽しみます。
あれば青いビニール袋や、青い画用紙の上に塗り絵を置き、釣れたものはバケツに入れたりすると雰囲気もでますね。
そのうち「あれ?これは水の中にいないよ?」なんて気づきもあるかと思います。
これは仲間わけのチャンスです!!
どんな物なら水の中にいるかな?と一緒に考えてみて下さい。
またどんどん子どもが大きくなると、ぬりえではなく自分で描く事もできるようになっていきます。
大きくなって写して描く事もできるようになると、タブレットで調べて描くので「わからなかったら調べる」に繋がりとってもいい経験です。
こうして成長によってレベルアップしていってもらえるといいかと思います。
・的あてゲーム
魚釣り以外にも展開の仕方はたくさんありますよ。
〈材料〉
牛乳パック(厚紙なら何でもオッケー)
アルミホイル(ボールを作る用)
1、牛乳パックやトイレットペーパーの芯を使って、ぬりえを立たせます。
2、次にアルミホイルや新聞でボールを作ります。
3、ぬりえめがけてボールを投げ、倒していく。
ボールで倒す以外にも、鉄砲を作ってみたり、空気砲を作ってみる事でどんどん盛り上がっていくので、そちらの展開もぜひおすすめします。
・パズル
〈材料〉
厚紙
のり
はさみ
1、ぬりえを厚紙に貼る。
2、それを5等分くらいに切る。
3、混ぜてパズルにする。
とっても簡単にできる展開になっていますが、パズル自体も頭や指先を使うのでこれもおすすめです。
うちの子たちは2歳で60ピースのパズルを完成させるほど大好きだったのですが、こうやって遊びながらパズルに触れ合っていたのも良かったのかなと思います。
まとめ
遊びを発展さていくことによって子どもたちが遊び切る事ができ、満足感・達成感・集中力・意欲的に遊ぶ…ということにつながっていきます。
大切なのは大人が「次はこれします!」「こうして遊びます!」ではなく、近くでそっとやり始めるということ。
興味があれば「なになに?」と寄ってきて自然と遊びの展開に繋がりますし、子ども主体の遊びになっていきますね。
子どもの主体性を育み、言われたことしかできない大人になるのを防ぐためにもそんなふうに関わってみてもらえるといいと思います。
そのうちこの経験が自分で考えるに繋がってきますよ。
うちは工作であふれている時があるほど。
お子さんの成長をお楽しみに!